副詞「數」の動詞化用法

土曜日 , 23, 11月 2019 Leave a comment

久しぶりの投稿ですね。もう最後の投稿から4年ですか。皆さんお元気ですか。私はガラス清掃を辞め、滋賀で旋盤工になりました。それはさておき、今回は表題にありますように、副詞である數(シバシバ)が動詞として、文の成分としましては叙述語として使われている用法をみてみましょう。標準漢文法を披くのはいつ以来でしょう。ボケ防止と自分の勉強を兼ねて書きますね。

日本外史にある吾殆為右府所殺者數と言う一節を例に取ります。これは一般化して申し上げますと、副詞性動詞と言うものでして、変態詞と呼ばれる項目で解説されるものです。松下博士の標準漢文法では不敢、不可苟などが取られています。

氷炭不啻(啻ナラズ)などは、啻という副詞が動詞すなわち「す」(為)の意義を含むゆえ、啻セズと読むべきであると言うのが松下博士の考えです。氷炭は氷炭スの動詞。啻はその動詞として形式的意義「為」を帯びる。その実質は氷炭でありますから、不啻氷炭となるべきものです。(四四三項)

結論、上記例文はシバシバなりではなく、シバシバすでなくてはならない。これでなくては文法的直訳にならない。

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